こんにちは
千葉県野田市の栗原 心愛ちゃんの父親による虐待死。この事件は、野田市教育委員会がアンケートを父親に渡してしまったこと。児童相談所の引継ぎ問題。ニュースで多く取り上げられました。
子供を持つ親として、心が痛みます。 ブログから、私の意見 を発信していきたいと思います。
学校のアンケート
学校では、定期的にいじめなど、アンケートの実施していることを母親のほうは、知っていると思います。しかし、父親は、意外と知らないのかもしれません。
今回、アンケートについて取り沙汰されていました。今、虐待をしている。または、 ちょくちょく子供に手をあげる保護者が、アンケートに敏感になるのではないかと心配です。
担任の先生が、アンケートに目を通した時、どこまで 介入できるのでしょうか?そのために、教育委員会との連携、児童相談所の連携があるのは分かります。
ここでも問題がありましたね。やはりどこまで介入できるか? 大丈夫だと判断されることが多いのです。私は殴ってる時点で、お父さんどうかしてるでしょと思います。
小学4年生ですよ。大の大人が小学4年生を 殴りますか?
暴力を我慢できない親
私は、この 暴力を振るっている父親に、すでに、心の闇のようなものがあると思います。もちろん子供を保護することも大切です。戻すにあたっては、虐待をしていた親に心療内科の受診なども並行して進めていったら良いのでは??と思いました。
心療内科といきなり言うと、きっと、俺がおかしいんかー!などとキレてしまいそうですが、 心理カウンセラーなどの専門家が、虐待してしまった親と定期的にコンタクトを取れる状況にしていればいいのではと思います。
もし現在、子供に手を上げてしまっている方は、心療内科または、心理カウンセラーのカウンセリング などを受けてみてはいかがでしょう。自分では気づかなくても どこかでストレスがあり、子供に当たっているのではないでしょうか。
心療内科の敷居は 意外と低い
なぜ心療内科、心理カウンセラーという言葉が出てきたのか。それは、うちの息子も通院したことがあるからです。中学3年生の時、学校へ保健室登校、遅刻、欠席が多いということで呼び出されたことがあります。
その時の話し合いで、このままだと内部推薦ができないと言われました。(小中一貫校です) 遅刻や欠席は、分かっていたのですが保健室にいるというのは 知りませんでした。
その時に、スクールカウンセラーというのがありますよ。 一度予約してみては?ということでした。カウンセラーの先生とのお話は、50分ぐらいでした。そして、心療内科を 紹介してくれました。
中学三年生ということで医療証もある。(中学生までの医療費助成制度) ということで受診したことがあります。
結局のところ 内部推薦ができない... これはまずいということで、きちんと学校に行くようになりました。 3ヶ月ぐらい 心療内科にお世話になりました。
病院の雰囲気ですが、プライバシーは、守られており、落ち着いた感じでした。
心療内科に行く事は、恥ずかしいことではないと私は思います。現代病の一つとして 不眠症、うつ病、ストレスからくるものに、誰にも相談できず病院へ行くのも躊躇して 爆発してしまうのは、悪循環ですよね。
心理カウンセラー
今、専門学校、大学でも心理を学んでる人が、たくさんいます。ということは、就職している人もたくさんいるはずです。しかし、実際その人たちが、どこでカウンセリングしてるのか?よく分かりませんよね。
私は、心理カウンセラーのという専門家を、もっと身近な存在にアピールして欲しいと思います。
その中で、治る人もいると思うし、早めに医師に相談 することを後押し出来ると思います。
因みに スクールカウンセラーは、毎日いるわけではありませんでした。予約制で 時間も決められていました。内容的には、時間が短くすぎる。と思いました。
スクールカウンセラーの時間には決まりがあるみたいなので、何とも言えないのですが...
また、私の知る限りですと 自治体には、相談窓口があります。抵抗がある人は、まず電話でと思います。
方向性が、見えてくるだけでも前進だと思います。
まとめ
今回のニュースを受け、周りの管理体制が問われていますよね。しかし、教育委員会の方も、児童相談所の方もいい加減でやっているつもりはないのです。今の報道の仕方を見ると、責任を感じて、また誰かが、傷ついてしまうような。そんな気がします。
虐待事件や、殺人事件。どうしても被害者は、子供、女性が多いですよね。なんか悲しいです。事件になる前にと思うのですが、 心愛ちゃんは、声を上げても、このような結果になってしまいました。
事件にならないと警察は動いてくれません。民事不介入なんですよね。警察も連携してくれるシステムを作ってくれればいいのにと思わざる得ません。
心愛ちゃん ご冥福をお祈りいたします。